こんにちは、リョウコと申します。
1974年生まれ。娘(10歳)と息子(6歳)がいます。
夫もいます。錦糸町で居酒屋を経営しています。
東京都世田谷区で生まれ育ち、
21歳の時に中央区馬喰町にある母の実家が空き家だったので
姉と2人で移り住みました。以来、26年間中央区住んでました。
そして2021年7月に栃木県大田原市須佐木に移住。
現在は夫は東京、私と子供たちが栃木の二拠点生活です。
娘は2年生の7月から学校に行かなくなり(不登校)、
便乗した息子も年長からほとんど幼稚園にいかなくなりました。
子供が不登校になる原因というのは、人それぞれ異なるし
さまざまな要因が重なりあってて
子供自身もこれが原因で学校に行けないのだ、と明言できる子は少ないと思います。
私が子供を見ていて思ったのは、学校は規則が多すぎて
それに起因して教員が理不尽な指導をせざるをえなかったり、
子供たち同士が相互監視状態になったりして
学校が全く安心できない場所になってる、というのは一因としてあるのかなあってことです。
私自身が細かい規則に反発を覚えるタイプだから
そんなふうに感じるのかもしれませんね。
中央区の小学校にはとてもじゃないけど通えないから、
一時はもう不登校でいいじゃん、学校は高校から行けばいいのでは?
と考えていたのですが、だからといってゲームとインターネットだけの
子供時代というのもなんだかもったいない、という葛藤もあり。
勉強至上主義ではないけど、教養は身につけて欲しいとも思うし。
なにより、引きこもり生活が長引く中で、子供たちの体力がなくなっていくのが
本当にヤバいと焦りが募ってました。
そんな折、新型コロナウイルスがやってきて
あれよあれよという間に緊急事態宣言で、われわれ居酒屋は
営業できなくなってしまいました。
2度目の緊急事態宣言が発出された2021年1月に、
もう東京では居酒屋稼業は成立しない未来が待ってるかもしれぬ、
と夫婦で話し合い、まだ余力のある今のうちに
どこか地方に拠点を作っておこうということになりました。
最悪店がなくなっても、家賃と物価の安い地方なら2人で働けば
暮らしていけるのではないか?という判断です。
2021年1月下旬から、移住候補地を探し
7月から大田原市須佐木のすてきな一軒家を借りて試しに
住み始めました。
8月には住民票を移して、子供たちはこちらの小学校に転校しました。
9月から子供たちは小学校に通っています。
小学校は全校生徒が38人しかいない、小さな学校です。
でも教員・職員さんは10名以上いるから、
指導体制はすごく手厚いのです。
校長先生はうちの子らを受け入れるにあたって、
いつでも使ってよい休憩室を用意してくださいました。
授業に出たくない時は、ここで寝ててもいいし、
お絵描きしててもいいし、タブレットで教室の授業を受けることもできるように
してくれました。
息子は学校にはすぐに馴染みましたが、
娘は勉強も相当遅れていることもあって、学校に行くのは消極的でした。
最近は学校楽しい、と言ってます。
学校が楽しいならば、こんなに素晴らしいことはないのです。
学校が苦しかったら、学校に無理して行く必要はないけれど。
またいつか学校に行かなくなっちゃうかもしれないけど、
それでも栃木に来て、楽しい小学生ライフを垣間みれただけでも
これはきっと一生の思い出になるにちがいないと思います。
私もお借りしている畑で野菜を育てたりして、
毎日楽しく暮らしています。
思い切って東京を出てみて良かった。
これからきっと、東京と違うこと、東京にいたら気づかなかったこと
田舎暮らしの楽しいこと、大変なことなど、経験するのでしょう。
そういうことをこのブログで書いてみようかなっ?と思ってます。