洗濯物を取り込んだカゴにアイフォンをぽいっと置いて、階段を降りていたらカゴからアイフォンが落ちて、階段を数段ゴロンゴロンと転がって行きました。
「だ、大丈夫ですかー?!」と慌てて駆け寄り、意識があるか確認します。
意識なし!
ええー!まさかお亡くなりになってしまったんでしょうか?
たったさっきまで元気に歌を聴かせてくれていたのに、本当に生命ってはかない。一瞬の不注意で、一瞬の事故で、もうあの笑顔を見ることはできなくなってしまいました。
本当にこれが自分の子供だったら・・・想像しただけで涙出てきます。
電源が入らない!
電源ボタンを長押ししたり、ホームボタンを長押しして見たり、叩いてみたり振ってみたりしたけど、ウンともスンとももはや言いません。旦那に教えてもらって、クイックガレージ秋葉原に電話して見ました。
電話かけよう、電話、電話。あ、電話が使えないんだった!ってなんかのコントみたいになっちゃいました。イエデンあってよかった。
クイックガレージはすぐに電話が繋がって、オペレーターの女の人に電源が入らないことを相談。
すると、
「電源ボタン」と「音量−ボタン」を長押ししてみてください
と指示されました。
結構長い間押していたのですが、やはり起動せず…。
つかないです・・・というと、あとは修理になるけど、本日の予約はもういっぱいで水曜日以降になります、とのお言葉。
他の店舗ならばご案内できるかもしれないので、apple公式ホームページで探してみてください、と言われたので電話を切ってから公式ホームページへ。パソコンがあって本当に良かった。
「Appleサポートへようこそ」
私たちがお手伝いさせていただきます。って心強いお言葉。
ここから、iPhoneサポート→修理→修理を申し込む→修理と物理的な破損→電源が入らない→持ち込み修理→サインインと進むと、家の近くのapple正規サービスプロバイダを教えてくれました。
家は秋葉原に近いのですが、近所のお店は軒並み火曜日以降予約可能になっていて、なるべく早くできれば本日と思ったら、カメラのキタムラ渋谷ヒカリエシンクス店が本日15時に予約可能でした。
ちょっと遠いけど行ってこよう!と決めて予約。出かけるまでに諸々の家事をしてしまおう。今日は餃子にしようと思ったけど、時間的にちょっと無理かなあ・・・なんて思って午前中を過ごしました。
まさかの!復活!
子供達にお昼を食べさせる用意をしたあと、未練たらしくアイフォンのなきがらに触れてみました。
クイックガレージのお姉さんが言ってた電源+音量−、それに加えてホームボタンも押しちゃえ。ついでに復活の呪文も唱えてみるか…。
気合も入れました。
そしたら、画面がパーっと明るくなって、電源が!ついた!
そこからしばらく、何も動かなくなってしまったので、『頑張れ!頑張れ!がんばってー!』と本気で声をかけてました。(そして、娘の「振ってみたら?」というアドバイスにも素直に従った。)
少し時間がかかったような気がしたけど、ホーム画面が現れました。やったー!死んだと思ったけど、脳震盪で気絶してただけだったのね。これが自分の子供だったら・・・想像しただけで涙出てきますよね!
またつかなくなっちゃうんじゃないかとしばらく様子を見てたけど、通話もラインも普通にできるし、写真も撮れるし、もしかしたらどっか悪くなってるかもしれないけど、今日修理に出す必要はないなと判断して予約をキャンセルしました。
カメラのキタムラのお兄さんに「おめでとうございます」と言われましたよ~。
スマホ頼りライフ
ほんの数時間、アイフォンが使えなくなっただけですごく心細く感じました。修理に出して1週間とか戻ってこなかったら不便だろうな。
例えば、渋谷に滅多に行かない私が、スマホを持たずに渋谷ヒカリエというところにたどり着けるんだろうか?うろ覚えで出かけるのは危険だと思い、住所と電話番号を久しぶりにメモしました。
でも辿り着けなくて電話をする場合、公衆電話を探して彷徨うことになりそう。それから、スマホがないと旦那の電話番号さえわからない・・・。本当にアイフォンに頼りきった生活だと実感しました。
失って初めて気がついたよ、もう2度と大切な君を泣かせないさ~。本当にこれが自分の子供でなくて良かった。