4歳の息子は最近ユーチューブで、昆虫やザリガニ、カナヘビなどを
捕獲する動画ばかり熱心にみている。
そして毎日のように、「明日カブトムシを採りに行きたい!」だの、
「トカゲを採りに行きたい!」と、のたまわっている。
トカゲでもバッタでもカエルでも何でも良いのである。
とにかく何か採りたいのである。
というわけで、高尾山に行ってみた。
何故高尾山かというと、25年くらい前に行った時に
登山口すぐのところにカナヘビが2匹おったな・・・
という、こうして書いてみると、あはは、なんじゃその理由は、
全く説得力ないじゃないか。
まあ電車で一本、一時間少しで着くからね。
息子と私、二人で虫取り網と虫カゴを持って
駅に向かいました。
30才前後の、ヒマで呑んだくれてた時期に
高尾山にはよく行った記憶がある。
でも、久しぶりに来た高尾山口駅は全く記憶とは違っていた。
なんか駅にでっかいヒサシがついてた。
駅前に日帰り温泉が出来ていた。
駅から数分のところにTAKAO MUSIUMなる建物が出来ていた。
そしてたくさんの登山客で賑わっていた。
↑これが高尾ミュージアム。入場無料で、トイレなど気軽に借りれる。
芝生広場にはじゃぶじゃぶ池があり、小さな子供たちが遊んでました。
息子は駅に着くなり、目の前を流れる川にすでにロックオンされてしまった。
川は背の高い木々に覆われて、鬱蒼として、カッコイイ・・・
木の高いところの葉っぱが橋のところまで伸びている。
そして、葉っぱにはバッタが止まっている!
まあ、取れるわけないのだが。
立ち尽くす息子よ・・・
川の横には田んぼと畑があって、そこのあぜ道を通らして貰えば
河原に入れないでもない。
フワフワした枯れ草に覆われてて、踏み込むと結構深い。
サンダルで来るんじゃなかったな。息子もサンダルである。
ここで、私は何とかバッタを1匹捕まえて面目躍如である。
息子はてんとう虫とカメムシを2匹捕りました。
すごく嬉しそう!
なんだかすごいジャンボなてんとう虫なんだけど・・・
自慢げに、行き交う人に虫が捕れた!と見せびらかす息子よ・・・
話のついでに、どっかでトカゲが見れないものかと
おばさま二人連れに聞いてみた。
登山口からちょっと登ったとこにいるんじゃない?
と言われたので、山の方に向かった。
まあでも、こんだけ人で賑わってる道で、
トカゲがひょっこり顔を出してくれるわけもなく、
生き物の気配もなかったので早々に退散してまた川に戻りました。
結局、トカゲには会えなかったんだけど、我々のすむコンクリートジャングルには
いない虫たちがたくさん見れて、川もキレイだったし大満足。
カタツムリもたくさんいた。
私は世田谷の育ちで、小さい頃はトカゲなど家でよく見かけたものだ。
へびなんかも家の周りにいた。
昔はたくさんいたんだよ・・・と子供に説明しながら、
トカゲの数ももちろん減っているんだろうけど、
昔だってトカゲが毎日出没してたわけじゃないよな・・・
それなりに珍しい存在だったわけで。
目撃するのはやっぱ年に数回程度だったのかもな。
週末にちょこっと出かけて、トカゲに会える確率はそりゃ低いわ。
などと思いました。