ものくろさんの講座を受講したとき、すでにタイトルは何案か考えてはいたのですが、その場ではなんだか恥ずかしくて、無難にアカウント名をタイトルにしてしまいました。
自分の日常、毎日考えてることを誰かに知ってもらいたい、出来れば共感してほしい、と思ってるのに、それをいざ開示するのは結構勇気がいることなんですね。
講座を一緒に受けた方々はみんなバシッとかっこいいタイトルを考えてきていて、私も自分にあったタイトルをつけようと思いました。
海に降る雪
『海に雪が降っている』という歌を合唱したのは、中学生の頃だったのではないかしら?割と暗い曲調で、うみ〜にゆき〜がふっているっと繰り返す歌・・・だったような。
その意味を中学の頃は深く考えることはなかったのですが、時々思い出しては自分の人生みたいだなと思うことが多くなりました。
海に降る雪は誰に見られることもなく、落ちたところで水になって消える。一所懸命に降っても、降り積もって誰かを喜ばせることもなく、誰かに綺麗だなと鑑賞されることもなくただ水になる。
それでも、誰も見ていなくても自分の仕事を潔く遂行する姿にココロを打たれる、のか。
雪なのに、積もることなくただ水と同化して流れて消えるのが自分の人生のようなのか。
どちらが良いというわけではなく、日々その間で揺れているような気がして。
そして主婦という立場になった今は、毎日がただ流れて消えてゆくという実感が大きい。
なんとか自分の雪を積もらせて自分の為に眺めてあげよう、という気持ちをブログのタイトルに込めました。