東京都知事選の結果が出た。
20時ちょうどに当確が出た。
小池百合子の圧勝である。
まあ、それはある程度予想はしていたのだ。
投票率はどうだったのだろうか?
19時の時点で37%で、これに事前投票の15%を足して
50%半ばというところだろうか?
Twitterではものすごく盛り上がっていたのに、
リアルでは知人に話した感触そのまんま、
まったく無関心の人が多かったということなんだろう。
現時点では、開票率15%。
宇都宮けんじさんが次点得票率13.5%、
山本太郎が得票率12.2%で追っている。
出口調査の結果では熊本の小野さんが
山本太郎より得票していたので
都民、どこまでアホかと思ったが、ちょっと安堵した。
正直、投票率がここまで低いとは思っていなかったし、
宇都宮けんじさんはもうすこし善戦すると思っていた。
私は山本太郎さんに投票したけど、
宇都宮けんじさんは、
日本弁護士連合会元会長というすげー経歴の持ち主で、
多重債務問題にずっと取り組んでこられて
グレーゾーン金利撤廃を実現させた立役者というすげー人物。
東京以外の自治体だったら
どこでもぜひうちの首長に!と
引く手数多なんじゃないだろうか。
都知事には今回3回目の挑戦で
いずれも次点で敗北。
しかし山本太郎が立候補していなくても、
小池百合子の得票数には全く届かない。
どうも東京都民は市民派とか弱者の味方、
弱者に寄り添う政治とかは全く好きでないようである。
そりゃあ、石原慎太郎のようなレイシストが
13年間も都知事を務めていただけある。
思うに、東京都民は自分が弱者であると認めたくないのではないだろうか。
というか、日本国民は弱者であると認めたくないが為に
政権と自分を一体視してしまうのではないか。
まあ、いいや。
我々市民が、自分たちに相応の権利を要求する為に
権力者と対峙する、そういう未来の為に
私にできることを考えようと思う。
私が選挙に興味を持ったのは、
実は去年の4月の中央区区議会選挙だった。
まだ一年とちょっとしか経ってない。
今の時代、興味を持ったらSNSでいくらでも情報にアクセスできる。
私もほんのちょっと前まで
政治の話は人としない方がよかろうと思っていたけど、
今は違う。
人間はちょっとしたことで変わる。
ちょっとしたアクションを続けていこう、と
都知事選の悔しさと共に決意した。
決して絶望しない。
愛してるぜ、東京!