歯列矯正、前回の記事です。
さて、去る7月6日、娘の矯正器具が出来たので
歯医者さんで取り扱いの説明など、レクチャーを受けてきました。
私は前日に、「これからしばらくは矯正器具と共に生活するのか・・・かわいそうに」と
ちょっと感傷的になってしまいました。
娘も「痛かったらやだな・・・」と不安な気持ちのようで、
私は娘がやっぱムリー!って言い出したらどうしよう・・・と
ますます不安に。
歯医者さんでも、娘は急に「こわい!やっぱこわい!」と騒ぎ出し、
先生にとりなされ、ようやく診察台に座りました。
お母さんはあっちで待っててください〜と言われたので
遠くで見守っていたら、しばらくして談笑する声が聞こえてきたので
ホッとした・・・。
呼ばれて見にいったら、娘が「全然痛くないよー」と笑っていたので、
一安心しました。
矯正器具は上顎だけに装着するものです。
歯磨き以外の時間はずぅーーーと、
つけっぱなしです。
脱・装着は子供が自分で行います。
数十分くらいなら外しても大丈夫みたいですが、
数時間になると入らなくなったりすることもあるようです。
歯磨きの時は矯正器具を外します。
で、ここの歯医者さんではポイックウォーターという
次亜塩素酸水を激推ししており、
そのポイックウォーターで20秒ぶくぶくうがいをします。
それから歯を普通に磨いてその後、
オーラループというプラークをつきにくくするジェルを
歯と歯茎に塗り込みます。
そして矯正器具をブラシで磨いて装着します。
ちょっと大変そう・・・
そんで、夜寝る前にネジを45度回すのが私の仕事。
娘に寝っ転がってもらって、お口を大きく開けた状態で、
専用の器具を用いてネジを回します。
これが、なかなかうまく出来ない・・・
45度は目見当です。
初日は「やることたくさん〜」とぐったり疲れてしまいましたが、
娘はポイックウォーター(激まずい)とかオーラループとかは
案外楽しいみたい?で、1人でできるというので
そうすると、私の負担は歯を磨くよう促すことと
矯正器具を磨くこと、ネジを回すことだけです。
気負わずやっていこうと思いました。
さて次の日。
娘は矯正器具が気になってしょうがない様子。
「外したい」と何度も言ってきます。
その気持ち、わかる〜。
私も前歯が差し歯なので、
口の中に自分の体と違う異質なものがあるっていうのは
なかなか慣れないものです。
娘っ子には、何にも我慢させたくなくて
イヤだっていうことはなるべくしない方針でやってます。
学校がイヤなら行かないでいいってくらい。
でも、この歯の矯正については、
「やっぱヤダ、やめる」はちょっと認められない。
お金もたくさんかかってるというのもあるけど、
今、この時期にしか出来ないことだし、
絶対娘の為になることだし。
将来、歯並びで悩まなくてすむだけでなく
気道が広くなって、口呼吸をしなくなり
姿勢もよくなる・・・かもしれないし、
鼻炎も治るかもしれない。
親として、娘にしてあげられる最大限のことだと思います。
勉強とかは、本人の努力が必要だけど、
歯の矯正は努力はいらないし、
でも子供が大人になった時に
「歯の矯正して欲しかった」って言ったら、
その時にはもうどうにもしてあげられないじゃないですか。
成人になって矯正するとしたら
歯を何本か抜かないといけないし、
自分の意思でそこまでするか?というと
ほとんどの人はしないでしょう。
娘には、滔々と歯列矯正の素晴らしさを話して聞かせ、
「修行だと思って我慢してくれ」と言ったら、
次の日には「矯正器具のことが気にならなくなってきた」と
言ってました。
そしてまた次の日には、
「矯正器具を着けてることを忘れていた」と。
一週間経って、娘はほとんどストレスを感じていないようです。
矯正器具と仲良くなって、矯正器具がないと不安、くらいに思って
この先3年から5年、付き合っていけるといいなと思っています。
次は7月20日に歯医者に行きます。
今のところ、娘の歯は私が見てもなんの変化も感じないです。
先生が診たら違うのかな?
楽しみですね!