雑草ガーデニングという言葉があるのかどうかは知らないが、
我が家の屋上、この大都会の東京砂漠で
たまに生えてくる雑草を引っこ抜いて
寄せ植えをしている。
これは何かと言いますと、
カナヘビの遊び場なのです。
夜間は部屋においたケースの中ですが、
日中は日光浴もかねてこちらで過ごします。
さて、我が家の屋上は日陰のない灼熱地獄なので
このプランターをこのままほったらかしておくと
カナちゃんは熱中症で死んでしまうかもしれないし、
何より脱出されたら大変です。
なので、プランターごとカゴに入れてます。
隙間だらけなので脱出することは容易ですが、
今のところ脱出に成功したことはありません。
とはいえ、今日は夕方お迎えに行った時に
「いない・・・!」
草をかき分けて探しても、どこにもいません。
こういう時は大体、天井にへばりついてるものです。
外して立てかけておいたすだれを点検したら
やっぱりいました。あー、焦った・・・。
カナヘビは部屋の中のケースに戻すと、
鉢の中でじっとしてて、殆ど動きません。
ケースに閉じ込めておく日が続くと
なんとなく表情も鬱っぽくみえてきます。
そして、お外でお日様の光を浴びたり、
風に吹かれたりしてる時のカナヘビは
すごく気持ちよさそうな顔をしてます。
これは自分の気持ちの投影といえばそれだけだけど、
でも最近、カナヘビの姿がみえなくても
どこにいるかわかるんだよな・・・。
カナヘビは声も発しないし、表情も変わらない。
でもなんとなく気持ちが通じ合っているような
気がしてしょうがない今日この頃。