小学校でコロナ感染児童が確認され、臨時休校

小学校からのメール

一昨日の19時過ぎ、娘の在籍する小学校からメールがきた。

 

というか、正確には友人からのラインで

メールが来てることを知ったのだが。

 

友人からのラインは、

「ついに出ましたねー」という書き出したったので、

???

となったのだが、その後に

「(娘たちが)会わない方がいいかなー?」と続いたので

お、コロナか?とピンときた。

 

小学校からのお知らせは、在籍児童一名が

新型コロナウィルス感染症PCR検査で陽性と判明しました、

という書き出しだ。

 

さすがに感染者が出たので〜と書くわけにはいかないのだろう、

感染者という言い方が憚られるのだろうか?

「検査が陽性だった」という表現には何らかの意図を感じる。

 

この記事を書くにあたり、ちょっと検索したけど

感染者=検査で陽性だった人という認識で問題ないみたいだ。

毎日新聞のサイトでもそういう表記になってる。

多分、感染した児童に配慮した表現なのであろう。

 

学校の対策としては、

 

・土日を挟んで5日間、臨時休校する

・休校中に濃厚接触者の特定と連絡をする

・学校内を消毒する

 

また、その後のメールで

 

・明日の保護者会は中止

・忘れ物等あっても校舎内には入れません

 

ということが追記された。

 

ちなみに幼稚園(同じ敷地内、校舎も一緒)からも

冒頭の文章が同一のメールが来ていたため、

幼稚園も臨時休校だろうと思って読まなかったら、

続く文章が違っていた。

 

これも友人が「休みだと思ったら違った」というメールで知った。

 

「当該児童との接触等が見られないため、

保健所の指導のもと通常通りの保育を実施します」

 

アリバイ作りかな?

 

うちは子供たちは2人とも行ってないから、

まあ関係ない話だけど、

蚊帳の外から眺めてると

「ふーーーーーーん」って感想だ。

 

なんというのか、

みんながみんな、アリバイ作りをしているという感じか。

 

5日間の休校に何の意味があるのだろう?

 

消毒をするといいながら、なぜ同じ敷地内の幼稚園は

通常営業なのか?(保健所の指導で、というのがもう・・・)

 

濃厚接触者とは?

マスクをしていれば濃厚接触者にあたらない、という話を聞いたことがある。

そうすると、例えクラスが一緒でも、多くの児童は

濃厚接触者にはあたらない、ということになるだろう。

 

でも当該の感染児童だって、

もしかしたらクラスメイトから感染したのかもしれない。

その子は症状があって、検査を受けたからたまたま発覚しただけで、

その子が感染源というわけではないのだから。

 

私にラインをくれた友人もまた、彼女は彼女で

別のアリバイ工作を行っているように私には見えた。

 

彼女は自分の子供が濃厚接触者にあたるのではないかと

一日中、心配して過ごしたようだ。

 

「今日連絡こなかったってことはセーフでいいんだよね?」という趣旨のメールがきて

私は正直ズッコケた。そんなこと気にしてたのか。

 

彼女は娘たちにいつ何時もマスクをさせ、

子供たちも律儀に言いつけを守ってマスクを着用している。

まるでマスクをしていれば感染の心配はないかのように。

 

でも一方で、子供を体操教室に行かせているし、

小学校で感染者が出ても、

下の子は幼稚園に登園させたいそうだ。

 

コロナ感染が怖いのではなくて、

コロナ感染者になってしまった時に

「マスクをしてなかったからだ」などと

自分の落ち度を糾弾されるのを

怖がっているだけではないのだろうか・・・?

 

学校は学校で、

一応休校措置をとるし、消毒もする。

でも授業が遅れるとそれはそれで、

保護者から怒られるから中途半端な対策になるのだろう。

 

学校もまたコロナという感染症に対して対策してるのではなく、

なんというか、「世間の風当たり対策」をしてるだけという印象だ。

 

小学校の授業が本当にそんなに大切だったら、

さっさとオンラインを整備して実施すべきであろう。

 

しかし実際にオンラインに移行したら当面は

様々な不備、予想のつかない事態の連続で

対応に追われることになるだろう。

 

試行錯誤しながら整備していけばいいものだと思う。

でもおそらく、移行期の児童に

負担や不利益をかけてしまうことに耐えられないのだろう。

というか、クレームに耐えられない。

 

だから学校は何もやらない。

全部、文科省や保健所の言う通りにやってる体にしとけば、

学校に責任はないのだから。

 

学校は子供たちの健康や学力について

真剣に心配してないのではと思わざるをえない。

みんな検査して安心したらいいのに

 

私だったら、

少なくとも同じクラスの子供は

全員PCR検査を受けさせて欲しい。

 

いや、兄弟関係がある子供はたくさんいるから、

全校生徒が検査をうけるべきだと思う。

 

もちろん幼稚園児もだし、先生も。

それから、二週間の休校をして

学校再開するときは、また検査をする。

 

そうすれば少なくとも学校内での感染はかなり防げるのではないだろうか・・・。

 

なーーーーんて、普通に、常識的な思考で考えてこういうことを言うと

「んなこと、できるわけないだろー!」

大勢の人に却下されてしまうのが不思議な国ニッポン。

 

もう何ヶ月も、日本に住む我々はコロナによる不便を強いられているのだ。

 

「コロナはただの風邪」ということにして、

以前と同じ生活を取り戻したい人たちの気持ちはわかる。

 

そしてそれとは反対に、

「コロナが不安で学校にいけない」人たちもまた増えているようだ。

その気持ちもわかる。

 

だからこそ、大量に検査を繰り返しするのがいいと思う。

検査はアリバイ作りではなくて、証拠集めみたいなものだ。

 

偽陽性がなんとか、と繰り返す人たちや

コロナはただの風邪と主張する人たちは

それを強弁してこのコロナ禍が収束するとでも思っているのだろうか?

 

人々の不安に思う気持ちを軽視したり、ごまかしたりしてはいけないと思う。

というより、コロナ禍で最も克服されなければならないのは

この「不安感」ではないのか?

 

国内だけでなく、対外国においても。

不安感を払拭することなしに、オリンピックなんて到底やれないだろう。

 

この記事を書いた人

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リョウコ

1974年生まれ。子供が2人と旦那が1人で、栃木県在住。
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