朝のごあいさつ

昨今は、

知らない人には挨拶しちゃあダメよって

子供に言わなければならない

そんなご時世ですが。

ごあいさつで広がる友達の輪!

 

一人で学校に行くようになったら、

やっぱり危険だから

知らない大人とお話するのは

やめなさいって私も言うと思います。

 

今はいつも親と一緒にいるので、

朝、色んな人にごあいさつをしながら

幼稚園に行っています。

 

幼稚園も三年目になると、

家の向かいの薬局のおじさんから始まって、

ビルの1階のハンバーグ屋のお兄さん、

タオル屋のおじいさん、

マンションの掃除のおばさん

などなど、いつも決まって挨拶をする人たちが

結構います。

また町内に知り合いが増えた

 

先日の町内会のバス旅行に、

町内の薬局の薬剤師の女性が二人

参加しておりました。

 

年齢は40代後半くらいかなー?

 

でも働く女性らしくバリッと身綺麗にされてて、

一人の方はお子さんもいらっしゃるとのことでした。

 

娘は、そのお姉様方に

旅先で大変可愛がっていただき、

すごく仲良しになりました。

 

通園の途中にある薬局にお勤めなので、

当然、朝立ち寄って

ごあいさつすると思っていましたが・・・

 

なんと、次の朝、スルー。

 

「お姉さんに挨拶しないの?」

と言ったら、小さい声でなんか言ってましたが、

「あ、信号が変わっちゃう〜」とか言って

走って行ってしまいました。

 

恥ずかしかったのか、

何か理由があってのことなのかもしれませんが、

旅行中にお世話になったのだから

ごあいさつぐらいしないといけません。

 

「知らない人じゃないんだから

ちゃんと挨拶をしなさい。」

と少しお説教してしまいました。

少しずつ様子を見ながら、近づく

 

その日の帰り、

また薬局の前を通ると

店内にお姉さんがいるのが見えたので、

娘に「お姉さんいるよ」と促すと、

娘は外から手を振りました。

 

そしたら、わざわざお店から出てきて

ケロちゃんの人形を持たせてくれました。

 

そして今日の朝、

薬局の前を通り過ぎようとしたので、

「お姉さんに挨拶したら?」

と言うと、娘は少し躊躇して

外から店内をのぞきました。

 

そしたら気が付いてくれて、

またわざわざ二人とも外に出てきてくれました。

 

娘もお姉さんたちも本当に嬉しそうで、

朝の挨拶が、

超久しぶりに再開した仲間レベルで

盛り上がってしまいました。

挨拶って幸せな気分になりますねえ

 

小さな子供が挨拶してくれるだけで

大人って幸せな気分になれるんだなー。

 

人を幸せにできる能力があるなんて

うちの娘ってもしかしたら

特別な子どもなの?

と錯覚しそうになりましたが、

 

いやいや、そうじゃなくて

うちの子が幸せ気分を運んでいるのではなくて、

「あいさつ」には人を幸せにする力があるんですねえ。

 

私自身は、

小さい頃にあいさつしなさいって

言われた記憶もないし、

実際あいさつできない子供でした。

 

人の顔を見分けるのが不得意だったし、

挨拶して気づいてもらえなかったら

と思うと恥ずかしくて。

 

未だに、挨拶するタイミングを逃して

「あーどうしよう・・・」

とか焦ることもあります。

 

挨拶出来なかったら、

相手が無視されたと思うんじゃないかと焦り、

 

挨拶されないと、

私には挨拶してくれないんだ・・・と

勝手に落ち込むという。

 

いつしか、挨拶するときは、

いつもよりトーン高めの大きな声で

明るく、先制するつもりで

「おはようございますっ!」

と肩に力が入りまくった感じに

なってしまいました。

 

小さい頃から挨拶する習慣が出来てて、

しかも挨拶をすることで

人に喜んでもらえるという経験を

たくさんしている娘は、

私の挨拶に関する小さな悩みなんか

全く理解出来ない大人になるんだろうなあ。

そうなって欲しいなあ。

この記事を書いた人

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リョウコ

1974年生まれ。子供が2人と旦那が1人で、栃木県在住。
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