海に行きたい!
という気持ちが高まって、
週末に、千葉・館山に行って参りました。
山の日
山の日って、知らなかった。
平成28年から祝日なんですね・・・。
子供がいると8月は全部休みだから、
ほとんど関係ないですね。
祝日にして、お盆の入りの日。
東京から非常に行きやすい
海水浴スポットである館山は、
一年を通じてもっとも混雑する
週末であると予想されます。
その前日に、館山あたりに行こうよ!
そんで出来れば泊まりたい!
と思い立って、
館山観光協会に電話して見ました。
「明日、部屋が空いてる民宿とかありますかねー?」
一笑に付されるかと思ってましたが、
困惑しながらも、
意外と寄り添った対応をしてくださいました。
ありがとうございます!
一軒だけ、空きがあると紹介されたのが
今回お世話になった大和荘でした。
この週末に空室があるなんて、
どんなやばい宿なんだ・・・
海水浴の後、戦々恐々としながら
訪れました。
波左間海水浴場
館山駅から、ちょっと離れた所にある
波左間海水浴場。
「遠浅で波穏やか、
透明度の高い海はファミリーに人気。
近くで磯遊びもできる。」
と館山の公式hpに記載があり、
トイレとシャワーと海の家もある、
とのことなので、
じゃあ、波左間海水浴場に行こう、と
決めました。
行ってみると、
混雑してる、ってほどの人出でもなく、
確かに遠浅で、ファミリーが多い、
非常にリラックスできるビーチでした。
近代的な海の家もあり、
あと、ちびっこ用のプールがあって
海に泳ぎに来てなぜプール?と
思ったけれど、子供には好評で、
特に3歳児の方は海を怖がって、
プールで遊んでいました。
磯もあって、ヤドカリやカニ、小魚なども
見ることが出来ました。
やっぱ、海は楽しい!
いよいよ、大和荘へ!
大和荘さんに予約の電話を入れた時、
なんと、連絡先を聞かれませんでした。
だから、まあブッチぎってもお咎めなし!
ではあるのですが。
16時ごろには海水浴場を後にして
宿に向かいました。
おとーちゃんは
「この時間なら、このまま家に帰れるんだけど?」
と及び腰な発言をしてました。
やっぱ、ビビるよね・・・。
「でも、泊まって行きたい!」と
自らを奮い立たせ、というのは
大げさですが・・・。
どんなとこなんだ大和荘!
ナビを頼りにたどり着いたのは
海からちょっと内陸に入った田んぼの中・・・。
民家が数件あるけど、
何とか荘、という看板は見当たりません。
畑仕事をしていたおばさんに
「大和荘ってどこですか?」と
聞くと「ここだよ〜」と目の前の民家を
指さされました。
本当に、ただの、家!
でも、立派な家です。
おばあさんが出て来て駐車場の案内などをしてくれました。
このお部屋をお使いくださいと言われ、
玄関入ってすぐの二間続きのお部屋に
通されました。
昔ながらの民宿、といった感じです。
建物は古いけど、部屋はきれいにしてあったので
ホッとしました。
荷物を置いてから、
建物の外に小川のような側溝があったので、
散歩がてら見に行きました。
ちょっと覗いてみたら・・・
大きなカニが!歩いてるじゃないですか!
びっくりした〜!
それも一匹、二匹、じゃなくて。
すっかり楽しくなってしまった、
キッズたちと私。
道路挟んで、広大な草っ原が広がっていたので、
そっちにも遠征しました。
セミやバッタを見つけて、
素直に大喜びの都会っ子。
気になる夕ご飯
食事は部屋食でした。
おばあさんが、「食事をお持ちしました〜」と言って
何回かに分けてトレイを置いていくスタイルで、
渡されるがままに卓に置いていったらすごいことに。
お刺身も天ぷらも美味しかった・・・
ご飯が意外にも美味しくて、
ちびっこたちが何度もお替わりしてました。
特筆すべきは朝ごはんの鯵の開き。
すごく美味しかったー!
寝る頃には、外気温はすっかり下がって、
縁側は本当に良い風で、
過ごしやすかったです。
涼んでたら、足元にカニが!
蟻とかダンゴムシレベルで
カニが出現するのが面白い!
民宿体験
私が小さい頃は、海水浴と言えば
民宿に泊まるものでした。
子供の頃の記憶では、
館山に海水浴に行って、
民宿の側の側溝にはザリガニが沢山いて・・・。
そういう幼い頃の記憶を辿ったような
旅行になりました。
子供にとっては、「民宿」というスタイルの宿を
体験した、という感じでしょうか。
なんか色々、
小さな驚きに満ち溢れていたような気がします。
(例えば、お風呂がお家のお風呂と同じだね〜、
とか言ってました。
それで、お風呂を出るときには
「お湯を抜かないでいいの?」と
言ってた。)
一晩泊まって、
朝、民宿の近くの海の磯で遊んで
10時には館山を後にしました。
磯には、カニや小魚が沢山いて、
子供達は、それはもう本当に、
すごい集中力で遊びました。
楽しかった!
きれいな貝殻を拾って来たら、
一緒に、小さい小さいカニを
連れて来てしまいました・・・。