【Twitterでの出来事】議論って何だろう・・・?

ツイッターで、

先週末くらいまで、

盛り上がっていた話題についてです。

 

何の話題かというと・・・

 

キズナアイさんという、

バーチャルユーチューバーの女の子が

NHKニュースウェブの特設サイト

『ノーベル賞 まるわかり授業』で

起用されたことに対して、

反対派・賛成派の両者が対立して

言い合いになった・・・

という出来事がありました。

 

詳細はヤフーニュースのこちらの記事をお読みください。


 

キズナアイさんがいわゆる「萌え絵」で、

性的に強調された表現であり、

NHKという公共の場にはふさわしくないのではないか、

と弁護士の太田啓子さんが

ツイッターに投稿したのが発端でした。
 

森次さんが炎上して知った

 

この騒動を何で知ったかというと、

私のフォローしている森次慶子さんという

ポケモンのキャラクターデザインをしていた画家の方が

「キズナアイは性的だからゾーニングすべきだ」という

立場で発言したからです。

 

ここがものすごい炎上しました。

 

この方は、過去に何度も炎上しているのですが、

決して炎上芸の人ではありません。

 

一つ一つのリプに、

まともに返信するから、

揚げ足取るのが大好きな人が

大量によって来ちゃう・・・という感じの人です。

 

私は、深い洞察で日常を生きてる方、と思っていて

尊敬してます。

 

それで、その森次さんのとこに寄せられる

キズナアイ擁護派の人たちの

コメントが、これがひどい・・・

 

ものすごい数の人が、

一人の女性に膨大な数のコメントをし続けて、

だんだん誹謗中傷、脅迫のようなものが

増えて行きました。

 

キズナアイさんのことは何も知らないけど、

これは議論ではないし

この人たちは一体何が目的なんだろう?

と考えながら眺めていました。
 

傍観者でいるのはやめた

 

当事者でないので、

傍観していたのですが、

キズナアイ信者みたいな人たちに対して

「これはおかしいのではないか?」

という思いが強くなりました。

 

子供のイジメも、当事者でないから

何となく傍観してしまう・・・

多分そんな感じなのだと思います。

 

多勢に無勢で、個人攻撃を受けてるのに

黙って見てるのは

いじめに加担してるのと同じ行為じゃないかと

気付きました。

 

森次さんも傷ついているに違いないから

何とか森次さんを応援してあげたい、と思って、

誹謗中傷のコメントを通報して、

そのことを森次さんに伝えました。

 

そしたら、すぐに

森次さんから「ありがとう」というコメントが

届きました。

 

些細なことだけど、勇気を出して行動したら

相手に届いたって感じで、嬉しかったです。
 

見知らぬ人からのリプ

 

それが夜中の話で、

朝起きたら通知が沢山来てて、

もちろんイイネ!してくれてる人もいるんだけど、

長文のコメントが届いてました。

 

要約すると

「森次氏は被害妄想で身勝手ないちゃもんをつけ、

己の被害妄想に配慮してほしいと主張しているが

なぜあなたはその人を応援してるんですか?」

というものでした。

 

これに対して、

 

「森次氏はゾーニングしないと

せっかく人気が出始めた

キャラクターの未来に繋がらない、と言ってる。

多勢に無勢で誹謗中傷するのはおかしい。」

 

と返答しました。

その後も、長文コメントが連投されてきました。

 

私は、議論の正誤うんぬんよりも

誹謗・中傷はしてはいけない行為だと

主張したつもりだったのですが、

自説を開陳したいだけの人のようなので、

これ以上リプライを返すのはやめました。

 

 

そもそも議論って何だっけ?

 

キズナアイは性的なのか?という点が

この話の核心なのかと思います。

 

私は、萌え絵は好きじゃないし、

キズナアイさんの服装を見たら

やっぱり、子供用の絵と呼ぶには

露出が多いし強調されていると思います。

 

ただ、自分の娘(7歳)から見たら、

多分性的だと感じずに、

「アイちゃん、可愛いい!」と普通に好きになるとも

思います。

 

ユーチューブも見たけど、

うちの娘だったら好きになりそうだな・・・

と感じました。

 

親としての目線だったら受け入れ難いけど、

もし自分が中学生だったらと思うと、

案外好きかもしれません。

 

立場によって、

全然異なる見え方をしているのだから、

そこを話し合って、

みんなに愛されるキャラクターにした方が

良いと思うのですが、

多分ありのままで受け入れられないと

拒絶されたと感じる人も多いのでしょう。

 

前記のリプライの方は、

「性的だけど、ゾーニングする程性的ではない」という

中間点が森次氏にはない、というような

ことを書いてきました。

 

まさにそれを設定する為に

話し合わないといけないのだと思います。

 

キズナアイさんの今回の「騒動」は、

本当は、色々な問題をはらんでいると思います。

 

自分の中では、まだ考えがまとまらなくて

結論はないのですが、

二つ、わかったことがあります。

 

一つは、ツイッターは

「議論」には向いてない、

ということ。

 

もう一つは、

当事者じゃなくても

声をあげることが大事だということです。

 

何も言わないで、黙ってニヤニヤしてる。

 

発言しなければ、

勝敗がついた時には

ずっと勝った方の味方でした、

みたいな顔ができるから。

 

そうやって生きてたら、

社会の出来事って

全部「他人事」になっちゃうのではないでしょうか。

 

ツイッターだけでなく、

実生活でも、些細なことでも

ちゃんと意見を言って行こう!

この記事を書いた人

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リョウコ

1974年生まれ。子供が2人と旦那が1人で、栃木県在住。
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