新春ライブ、2日目は
お家でWOWOWにて参加しました。
録画を見るのも緊張!
とはいえ、リアタイは出来ずに、
録画にて。
リアタイ組の方々が
ツイッターで実況中継をしていて
事前に何があったか知ってたから、
録画を再生するのも
かなりドキドキしました。
というのは、
宮本、ギターをぶん投げた!
とか
タンゲマン、壊れちゃったよ・・・
とか
お願い、誰か早く気付いて!
というツイートが
タイムラインにはガンガン
流れてきてたわけです。
その後も、
ミヤジ、号泣してる・・・
とか
音外してると思ったら泣いてるのね・・・
とか
・・・もう、
恐怖じゃないですか!
ギター壊して、大泣きとか?
何があったんだよう!
相当覚悟を決めて、録画したライブを
夜中に、ビールも飲まずに、
見ました。
なんなら正座してたかもしれない。
良いコンサートでした
結論から言うと
熱量がありつつも冷静な
素晴らしいコンサートでした。
12曲目『珍奇男』で、
アコギからエレキギターに持ち替えるとこで
丹下さんの持ってきたギター(タンゲマン)の
音が出なくて、
(『これ、音でないよっ!』)
と必死のアピールをするも
スタッフは気がつかず。
苛立った宮本さんがギターを
放り投げてハンドマイクで歌うも、
終盤近くで演奏を止めて、
やり直し。
というハプニングがありました。
ライブで見てたらハラハラしただろうなあ。
曲やり直してから、宮本さんは
お客さんに謝罪の言葉を述べてました。
第二部の26曲目『風と共に』で
歌いながら感極まって号泣。
ここ最近はよく泣いてるお姿を拝見してますが、
結構な泣きっぷりで・・・。
もらい泣きしてしまいました。
キレてギターをぶち壊したわけでも
お客に喧嘩を売ったわけでもなく、
また号泣してても
歌えなくて演奏が止まったわけでもないから
ショッキングなライブというわけでは
ないと思います。
でも、
『珍奇男』でギターの音が出ないあたりから
見ているこちらとしては
もう動揺しちゃって
最後まで、それまでの流れに
戻ることはできませんでした。
16日と比べると
16日は、号泣の『風と共に』は
演奏しなくて、
代わりにアンコールが2曲。
初期の名曲『ゴクロウサン』を
急遽やってくれたような感じでした。
それ以外は両日とも
セットリストは同じ。
16日は会場で歌と演奏を聴き、
その場の雰囲気も感じて
その上で、
「今までとは違う距離感を感じたけれど、
温かみのあるコンサートだった」という感想を
持ちました。
16日は、表情や仕草など細かいことは
全然見えてない中で、
そういう風に思った。
で、18日はテレビで見て、
ハプニングで緊張もしてる。
宮本さんの表情は
多分、今までもいつも
そうだったんだと思うけど
真剣で、怖い・・・
全然喋らないし。
自分のイメージするコンサートを
なんとしてでもやり遂げたいという
気迫に満ちておりました。
そして、終盤に向かうに連れて
なんか、これ、
解散コンサートなんじゃないかって
思う瞬間が何度もありました。
もうエレファントカシマシでライブを
やることはないってことなのかな?
見終わった後、
少なくとも今年はコンサートはないんじゃないかな?
と漠然と思いました。
恒例の野音ですら、やらないのかも。
ソロ活動で成果を出すまでは
もしかしたらバンドは休止っていう
覚悟なのかな・・・
非常に不安で、
暗澹たる気持ちになってしまいました。
新春ライブ後、怒涛の日々
ライブから一日置いて、1月20日。
『宮本、散歩中』というサイトが
出来ているのを、誰かが発見して
ツイッターがザワザワしました。
エレカシ公式がツイートするより先に、
それをツイッターに流したのは
椎名林檎さん界隈のプロデューサーだったので
またザワザワ・・・
翌21日、公式ツイッターで、
22日から始まる木村佳乃さん主演の
ドラマ『後妻業』の主題歌に
宮本さんソロ曲が決定したとツイートがありました。
武道館には木村佳乃さんから
お花が来てたから
これは、割と想定内の出来事でしたが。
でも嬉しかった!
ここまで怒涛の展開で、
もうあのコンサートがずっと昔のことのようです。
ソロデビュー曲『冬の花』に度肝抜かれる
で、そのドラマの主題歌、
『冬の花』という曲ですが、
何と、ド・歌謡曲で度肝を抜かれました!
わははーw
宮本さんはやっぱり面白いなあ。
これはやっぱりエレカシでは
出来ないよ。
分けて正解。
でも、エレカシ界隈でなく、
本当にこういう歌謡曲を欲している人って
絶対いると思う。
私は、十代でロックに出会ったけど、
30になる頃には
自分とリアリティを共有できるロックは
過去にしか存在しなくなってしまった。
それで段々、音楽を聴かなくなった。
40になる頃に
エレカシ、懐かしいな、まだやってるのか、
と思ってユーチューブでたまたま見て、
すげえ、ロックが生きてる!
みたいな衝撃を受けて、
それ以来、音楽が日常に戻ってきて
毎日楽しいです。
昭和時代の歌謡曲、
ああいう情念のこもった歌を
懐古主義じゃなくて
本気でやってる人が現代にいたら、
音楽が戻ってくる人が
たくさんいると思う。
そういう人に向けて曲を作って、
歌ってるんだろうな。
我らが大将の
新しいチャレンジ、
たくさんの人に届きますように!