絶賛☆不登校中の娘が中央区の適応教室「わくわく21」を利用してみた話。

激増する不登校児

学校に行かないのはいいけれど、

日中ずーっと家でテレビやゲームに耽られるのは

こちらの精神衛生にとって、非常によろしくない。

 

運動不足的な問題もある。

 

人との交流がないのも、心配。

子供が気軽に通える居場所的なとこってないのかなー?

 

2018年の調査では、小中学生の不登校は

全国で14万4千人超となり、

これは一年前と比べて1万人以上の増加なんだそうだ。

 

おそらく子供たちの学校離れは増え続けるだろうし、

今後減少に転ずることはないだろう。

 

近年では、国の施策もこの事実を踏まえて、

「学校への復帰」を目指すものから

「多様な学びの場を認める」というものに変化しているそうである。

 

そんなわけで、おそらく、どの自治体にも

適応指導教室とか教育支援センターとかが

学校に行かない/行けない子供たちの

居場所として設置されているようです。

 

私たちの住む東京都中央区には、築地の教育センター内4階に

「わくわく21」なる適応教室があります。

 

中央区内では、こちらの一箇所だけです。

うちの娘は担任の先生から勧められたこともあり、

行ってみることにしました。

わくわく・概要

開室日は、月曜から金曜の午前9時から午後4時です。

 

行く前に事前に電話をしたところ、

「一度説明と見学に来てください。」と言われました。

 

この説明&見学の時は、親だけ話を聞きに行くでも大丈夫です。

うちは、子供二人と私の三人で午前10時半ごろ伺いました。

 

教室に入ると、大きなテーブルを囲んで、

数人の大人と数人の子供たちが何やら談笑しておりました。

休憩時間だったようで、我々の到着と同時くらいに、

じゃあ休憩終わり〜と言って、中学生たちは隣の学習室に戻って

銘々に勉強を始めました。

 

我々は別室に通されて説明を受けました。

 

・中学生がメインで通室していて、小学生はほとんどいない。

・午前は、9時半から12時までが学習タイムで、

12時から13時が昼食、午後は13時から14時が学習タイム、

14時から15時半までが体験活動の時間。

15時半から16時はだんらんタイム。

・学習は各自持ってきた教材をやる。

・先生は質問には答えるけど、指導はしない。

・好きな時間に来て、好きな時間に帰って良い。(朝、帰宅時間を申告)

・服装は自由。

・小学生は送り迎えが必須。

・お昼は各自持参。

・・・などなど。

 

現在、約15名ほどが在籍しているけど、

一堂に会することはなく、大体毎日5〜6人が

通室してくる感じだそうです。

 

基本的には、自習室という印象です。

小学校低学年の児童は、勉強したくなければ

折り紙をしたり絵を描いたりして過ごします。

 

職員さんは2〜3人いるみたいでした。

 

娘と息子は、私が先生の説明を聞いてる間、

若い男性の職員さんに遊んでもらって、

すっかり楽しくなったようで、

「明日も来る〜!」と宣言しました。

 

通室までの流れは、

見学・説明を聞きに来る

子供が一日体験入室をする

本申し込みを、在籍してる学校に提出する

ということで、次の日に体験入室の予約をして帰りました。

次の日

何時頃に来るのかを朝連絡してくれと言われたので、

家を出る前に10時半ごろ着きます〜と電話をしました。

 

築地は電車で15分くらい。

でも家から駅まで、駅からセンターまで、

と歩く時間を入れると30分くらいかかります。

 

朝、幼稚園に息子を送ってから、娘を連れて築地・・・

で、16時に息子を連れてまた築地・・・

けっこー、大変だなあ・・・。

 

今日は15時に退室して、あかつき公園で遊んで帰る!ということで、

ホワイトボードに15時と書きます。

娘が先生から色々説明を受けている間に、

そそくさと帰って来ました。

 

幼稚園が終わるのが14時なので、

結構余裕なく築地に向かいました。

 

迎えに行ったら、娘は中学生のお兄さん・お姉さんに混ざって

談笑していました。

 

「楽しかった?」と聞くと、「楽しかった!」と返事。

「また来る?」と聞くと、「また来る〜!」と言うので、

本申し込みの用紙をもらって帰りました。

 

これを、担任の先生に提出して申し込み完了。

 

適応教室への通室が出席扱いになる・ならないは

各学校の判断に任されているそうです。

翌週

娘は木曜・金曜は習い事があるので、

築地に行くのは月・火・水にしようと話しました。

 

翌週、月曜日は「やっぱ行くのやめる〜」ということで、

気を取り直して火曜日、行くことにしました。

 

10時半くらいにお部屋に着くと、

同じ歳くらいの女の子が来ておりました。

仲良くなってるといいな、と思いながら迎えに行くと

一緒に卓球をして、楽しかったと。

 

帰る時間は別だったのですが、

帰る前に公園に寄って遊んでいたら、

その子も公園に来たので、3人で遊びました。

 

「また、明日ね〜!」と手を振って帰ったので、

一応、翌日も築地に出かけましたが、

その子は来ておらず、会えませんでした。

 

みんな不登校の子供なので、

朝の気分次第なんですよね〜。ワカル〜

 

その日は、UNOなどして、楽しく1日過ごしたみたいで

よかったわ〜と思っていたら、

翌週以降は「行かない」。

なんで?って聞いたら、

「勉強時間がヤダ〜」とのことで。

 

私が思うに、

勉強がヤダ、っていう不登校は

結構増えているんじゃないだろうか。

 

勉強がヤダの子供にとって

学校は本当に苦痛だろうね・・・。

この記事を書いた人

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リョウコ

1974年生まれ。子供が2人と旦那が1人で、栃木県在住。
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