就学前健康診断@中央区立小学校

娘は来春小学校入学です。

今日は、

就学前健康診断なるものを

小学校で受けて来ました。

中央区の小学校事情

 

中央区には16の区立小があります。

 

通学区域によって

どこの学校に通うか決まります。

 

調整区域に住んでると、

通学する小学校を選べる場合もあります。

 

あと、特認校制度というのがあって、

これは、

比較的施設に余裕のある学校を

「特認校」として、

区内のどこからでも就学を認める制度です。

城東小、常盤小、阪本小、泰明小

の4つです。

 

特認校は特色あるカリキュラムで

授業をするらしく、

毎年予定を上回る応募があるみたいです。

 

中央区は大きく、

日本橋地域と臨海地域の二つに

分けることができますが、

晴海や勝どきなどの臨海地域は

昨今人口が増加しており、

小学校は5つですが、

軒並み1学年100人を超えております。

 

日本橋地域も

人口は増えてますが、

小学校によっては

1学年20人とかのところも結構あります。

 

中央区以外の

幼稚園・小学校事情を知らないのですが、

中央区立の13ある幼稚園は、

月島幼稚園以外は

小学校の敷地内にあって、

これは中央区の特色なのかな?

と思います。

入学までの流れ

 

夏前に小学校案内という冊子が配られ、

調整区域に住んでる人は

どこの小学校が希望かハガキを出します。

 

あと、通ってる幼稚園が学区外で、

幼稚園に併設してる小学校の区域から

外れてしまう場合、

区役所に申請することができるようです。

 

それで、11月になると

就学前健康診断が各小学校で行われます。

 

そこで、簡単な健康診断と制服の注文をします。

 

中央区の小学校は

全部制服があるみたいです。

 

私は世田谷区の小学生でしたが、

制服はおろか、

指定帽子すらありませんでした。

公立小学校と言っても

色々ですね。

小学5年生がアテンドしてくれる

 

就学前健診、

100人くらいは来てたと思います。

 

知能検査、内科、耳鼻科、眼科、歯科、視力

と回るのですが、

混雑を避けるため2つのルートが

あらかじめ設定されてます。

 

そのルートを小学5年生の児童が

園児1人か2人につき1人、

担当して案内してくれました。

 

4階の体育館から始まって、

3階の各教室を回って、

2階の家庭科室で制服の採寸、

みたいな感じで校内を回るので、

小学生が付き添って案内してくれて

すごく頼もしかったです。

 

5年生、といってもまだまだ

あどけなくて、

子供の無邪気な眼をしてるんですが、

でもしっかりと責任感を持っていて、

仕事って感じで園児たちを

導いてくれました。

 

もうほんとその姿に

最近、涙もろくなってるので

目頭がウルウルっとしてしまいました。

うちの娘もこんな立派なお姉さんに

なる日が来るんだろうか・・・。

小学校の印象

 

同じ敷地にある小学校ですが、

そんなに立ち入る機会はありません。

 

健診では3年生と4年生の教室を

主に使っておりましたので、

しげしげと見てしまいました。

 

教室内は本当にきれいに整理整頓されていて、

やっぱ習字とか貼ってあって、

廊下には研究発表の模造紙が

貼られていました。

 

アテンドしてくれた

お姉さんに聞いたら、

「4年生になると、小学校の歴史を学んで、

それをグループで研究発表する授業があるんです。」

とのことで、

みんなで小学校の歴史を学んで

共有するって良いことだなーと

感心しました。

 

学校に対する愛着が芽生えると言いますか。

 

それと、5年生の子供たちを見てたら、

男女の仲がすごく良くて、

みんな下の名前で呼び合ってました。

 

私の小学校時代は、

男女仲が悪い、という訳ではないけど、

仲良くしてるとハヤシ立てるみたいな

風潮もありましたし、

当然、苗字で呼び捨てでした。

 

なんとかクン〜とか呼ぶのも

恥ずかしい・・・みたいな感じでした。

 

本当は意識せずに仲良くしたかったです。

 

だから、フランクに名前で呼びあってるのを見て

憧れの青春時代がここには存在するのか!

日本も捨てたもんじゃないな、って思いました。

 

ふざける子とか乱暴な子とかが

全くいなくて、

かといってつまらなそうにしてる訳でもなく、

一生懸命幼稚園児を引率してくれました。

感動してしまった・・・。

その他、小学校情報

 

入学前は真偽の怪しい色々な情報が

飛び交います。

 

幼稚園には、上に兄弟がいるご家庭も

たくさんいるから、

みんな小学校の様子を

興味津々で聞いております。

 

娘の通う小学校では、

 

・キャラクターのついた文房具はだめ。

ノート、鉛筆はもちろん、上履きの袋、
レジャーシート、水筒などもだめ。
でも、名前のないキャラクター(例えばクマさんの絵が描いてあるとか)は
オッケーとか。

 

・下着のシャツは白一択。

 

・水泳の授業で使うゴーグルも色付きは不可。

色のついてないゴーグルは希少だから、
見つけ次第買うべし。

 

・消しゴムはmono一択。

 

などなど。

 

自由がない!って感じるかもしれませんが、

私は潔いなーと思いました。

 

学校ではぜひ学業に向き合って欲しいし、

好きなことは学校以外の時間で

やれば良いのだし。

 

昔と違って、

過干渉といえばそうなのかもしれないけど、

大人が子供にちゃんと向き合っている、

と私は感じました。

 

ただ自由に任せるのも、

規則だらけで抑圧するのも、

施政者にとって都合が良いだけです。

 

子供の未来を思った時には、

我慢してもらわなければならないこともあるし、

それを理解してもらう為に

大人には説明する義務があります。

 

教育の理念、

やっぱ形骸化しがちだけど、

でも私の小学生時代より

もしかしたら

社会は成熟しているのかもしれない

と思う今日この頃です。

この記事を書いた人

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リョウコ

1974年生まれ。子供が2人と旦那が1人で、栃木県在住。
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